法人税 / 奥村勝一税理士事務所

法人には毎年「法人税」という税金の納税義務がありますが、「法人税」の課税対象としては、法人が「事業活動」によって得た所得となります。法人税には申告期限があります。法人税の申告期限は「事業年度が終了してから2か月以内に申告」をすることになっています。事業年度は法人で設定することが出来るため、法人で定めた年一回の事業年度が終わってから2か月以内に申告納税を済ませるようにしましょう。

法人税の大きな特徴として、所得税と違って「一定税率」ということが挙げられます。所得税は所得に応じて税率が上がる「類瀬新課税制度」を導入していますが、法人税は一定税率です。その税率は23.4％となります。
しかし、法人税は「資本金1億円未満の中小企業」の税率を「年間所得800万円以下」の場合15％、それ以上の所得を23.4％としており、中小企業に関しては段階的な税率となっています。

法人税の申告手順は次の通りです。
・事業年度終了時の残高を確認する
・帳簿を締め切って、仮での試算表を作成する
・減価償却や債務などを整理し、仮試算表に反映させる
・決算書を作成する

決算書まで作成したら、法人税の申告書を作成し、納税の準備をしましょう。

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